モントルー・ジャズフェスティバル創始者のクロード・ノブスさん 死去5年
モントルー・ジャズフェスティバルの創始者、クロード・ノブスさん(享年76歳)が死去してから10日で5年が経つ。レマン湖畔の町モントルーで始まったこのイベントを半世紀にわたって指揮し、世界的なジャズフェスティバルに発展させた。
ノブスさんは2012年12月24日、ヴォー州コー(Caux)でクロスカントリーのツアー中に転倒。翌13年1月10日、入院先の病院で息を引き取った。
ノブスさんは観光業が衰え、さびれていくモントルーの町を救おうと、ピアニストのジオ・ヴマールさん、ジャーナリストのルネ・ランゲルさんと1967年にモントルー・ジャズフェスティバルを創設。ほぼ半世紀にわたって指揮を執り、国際的なジャズフェスティバルに発展させた。
同フェスティバルにはこれまでマイルス・デイヴィス、ジェームス・ブラウン、クインシー・ジョーンズ、レイ・チャールズ、エリック・クラプトン、プリンス、デヴィッド・ボウイ、ボブ・ディランなど世界に名だたるアーティストが出演した。
>>50周年を迎えたモントルー・ジャズフェスを写真で振り返る
昨年6~7月に開かれた第51回フェスティバルでは、ポップス、テクノ、ロックなどジャズの枠を飛び越えたアーティストが勢ぞろい。トム・ジョーンズ、アッシャー、ペット・ショップ・ボーイズ、ローリン・ヒル、グレイス・ジョーンズ、エリカ・バドゥ、フェニックスらが出演し、開催地のレマン湖畔は連日盛況となった。
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