このコンテンツが公開されたのは、
ロカルノでは、東日本大震災の津波被害に衝撃を受けた、日本の新人監督たちの2作品がそれぞれ違う部門にノミネートされる快挙があった。一つは「コンペ外部門」の酒井耕(こう)&濱口竜介(りゅうすけ)両監督の「なみのおと」。140分のドキュメンタリーで「海とともにもう一度生き直せるものなのか」という問いを中心に、津波被災者の思いを聞く。
もう一つは米澤(よねざわ)美奈監督の「solo」。絵画のように芸術的なフィクションのこの作品は、ドキュメンタリーの「なみのおと」とはいろいろな点で対極をなす。学生や新人監督の短・中編を選考する「明日の豹たち部門(Pardi di domani)」に選ばれた。