ハンタウイルスのクルーズ船、スイス人乗組員が隔離措置に 症状は無し
ハンタウイルス感染症が発生したクルーズ船「MVホンディウス」の乗組員の中に、スイス国籍の男性が含まれていたことが分かった。スイス保健庁によると、この男性は無症状だが、濃厚接触者であるため隔離措置を受けている。
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スイス保健庁のアンヌ・レヴィ長官は9日、ドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)で「幸いにも、彼の容体は良好だ」と説明した。
運航会社オーシャンワイド・エクスペディションズは、ホンディウス号の乗船者で現在症状が出ている人はいないと説明した。
同船は4月初旬にアルゼンチン南部を出発。今月6日夕方にカーボベルデを出港し、カナリア諸島を目指していた。10日にスペイン領テネリフェ島に到着し、同日中に乗客と乗組員94人が飛行機で避難した。残りの24人は11日午後に批判予定。
スイス人患者の状態は良好
ホンディウス号でハンタウイルスに感染したスイス人患者は、現在もチューリヒ大学病院で治療を受けている。レヴィ氏によると、スイス保健庁は患者と連絡を取っており、容体は良好だという。チューリヒ大学病院は9日午後、ドイツ語圏のスイス通信社Keystone-SDAの取材に対し、患者男性は「5月4日に入院して以来、容体は安定している」と回答した。
保健庁によると、男性の妻も現在、予防措置として自主隔離している。夫妻は4月末にクルーズ船を下船し、スイスに帰国していた。その後、夫に症状が現れた。
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スイス西端ジュネーブ在住の女性も自宅で隔離されている。スイス保健庁の9日の発表によると、この女性はホンディウス号には乗船していなかったが、女性の利用したセントヘレナ島発・ヨハネスブルグ行きの飛行機に重症患者が同乗していた。
レヴィ長官によると、保健庁はスイス国内でこれ以上の感染者が出ることはないと見込んでいる。「感染しているかどうかが分かるまでには数日かかる。今のところ誰も名乗り出ていないことから、我々は自信を持っている」
英語からのGoogle翻訳・情報更新:ムートゥ朋子
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