
スイス住民の12人に1人が貧困ラインを下回る

スイス連邦統計局(FSO)が31日発表した所得環境と人々の暮らし向きに関する最新調査外部リンクで、2023年のスイスの貧困率は前年比ほぼ横ばいの8.1%(約70万8000人)だったことが分かった。

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1人暮らし、未成年の子どもがいるひとり親世帯、失業者、低学歴層の貧困率が高かった。 FSOによると、就労人口における貧困率は前年比0.6%増の4.4%(約17万6000人)だった。
スイス社会保障会議(SKOS/CSIAS)は、スイスの貧困ラインを単身世帯で月平均2315フラン(約39万円)、2人の子どもを育てる2人親世帯で月平均4051フランとしている。
過去12か月の間に、人口の6.3%が少なくとも2種類の支払い滞納に陥り、5.5%が経済的な理由で重要な商品、サービス、社会活動を諦めざるを得なかった。
英語からのDeepL翻訳:大野瑠衣子

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