
製薬会社とスイス政府が協議、米国の関税めぐり

製薬業界の代表者とスイス連邦政府、州当局は22日夜、米国の関税政策への対応をめぐり協議を開いたが、明確な解決策を見いだせずに終了した。

おすすめの記事
「スイスのメディアが報じた日本のニュース」ニュースレター登録
ギー・パルムラン経済相は建設的な議論だったと述べたが、具体的な提案は示さなかった。「我々は、この議論を迅速に継続し、後日改めて協議を行うことで合意した」という。
ドナルド・トランプ米大統領は、スイスから輸出される医薬品価格を9月末までに引き下げるよう業界に要求している。これに従わない場合、現在関税が免除されている医薬品は課税対象となる可能性が出てくる。
スイスの医薬品価格上昇の可能性について問われたエリザベット・ボーム・シュナイダー内務相は、問題はその点よりもむしろ、法の枠組みの中でどう行動すべきかだと答えた。
英語からの翻訳:宇田薫
ニュース

JTI基準に準拠
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。