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ロイタルト経済相 アジア訪問へ

(Keystone)

10月5日、ドリス・ロイタルト経済相は日本と韓国を訪れるアジア外遊を開始した。滞在は10日まで。各地でスイス経済のために働きかけ、国交を深める予定だ。

日本での最初の訪問先はスイスの経済を念頭に置き、5日朝、ロイタルト経済相は成田空港に降り立った直後、スイスの企業経営者の一団とともに日本の経済界の重要な上部組織「日本経済団体連合会 ( 経団連 ) 」を訪問した。

例を見ない協定

 この訪問が今回のスケジュールのトップに組まれたことには明白な理由がある。日本とスイスは9月初旬に経済連携協定 ( FTEPA ) を締結しており、両国間の経済関係において新たなスタートが切られることになったからだ。

 スイスとの協定は日本がヨーロッパの1国と結んだ最初の協定であり、両国間の商取引の手続きなどを大幅に軽減すると期待されている。この協定によってほとんどの関税が撤廃され、それだけでもスイスの輸出業者は年間およそ1億フラン ( 約87億円 ) を節減することが可能になった。

 それに加えて、投資や知的財産の保護、自由競争の確保などが盛り込まれており、企業の安心感も増強するとみられている。

新政権と会見

 今回の訪日はまた、政治的見地においても絶好のタイミングだ。日本では9月から民主党が新しく政権を握ることになったが、ロイタルト経済相は早速、新総理と会見する機会を得たというわけだ。

 ロイタルト経済相はまず5日午後に、新しく農林水産大臣に就任した赤松広隆氏と会見する。6日は直嶋正行経済産業相との会見が控えているほか、新しい経済連携協定を記念した行事に参加する予定だ。1日かけて開催されるこの行事では、種々のセミナーでスイスと日本の経済、科学、政治、そして文化といったテーマが取り扱われる。7日には関西地方へと足を延ばし、翌日韓国のソウルへ向かう予定だ。

swissinfo.ch、外電


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