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全豪オープン スイス人同士の対決はフェデラーに軍配

あっさりと勝利を譲ったワウリンカの肩を叩いてねぎらうフェデラー。準決勝の相手はチェコのトマシュ・ベルディヒかセルビアのノバク・ジョコビッチ

あっさりと勝利を譲ったワウリンカの肩を叩いてねぎらうフェデラー。準決勝の相手はチェコのトマシュ・ベルディヒかセルビアのノバク・ジョコビッチ

(Keystone)

全豪オープンの準々決勝で1月25日、ロジャー・フェデラー ( 29歳、第2シード ) とスタニスラス・ワウリンカ ( 25歳、第19シード ) が対戦。4大大会のベスト8でスイス人同士が対戦したのはこれが初めてだ。

ワウリンカは準々決勝まで1セットも落とすことなく勝ち上がってきており、試合前の期待はこれまでになく大きかった。しかし、結果は6‐1、6‐3、6‐3とフェデラーの明らかな勝利に終わった。

攻撃的に攻める

 ワウリンカは、第8シードで地元オーストラリア出身のアンディ・ロディックとの4回戦をはじめ、これまですべての試合でストレート勝ちを収めてきていた。一方のフェデラーは、2回戦でジル・シモン ( フランス、ノーシード ) を相手に5セットで辛勝、4回戦でもスペインのトミー・ロブレド ( ノーシード ) を相手に4セットを要した。

 この2人のスイス人同士の試合はスイス時間の25日未明に行われた。試合前、フェデラーはチューリヒの日刊新聞「ターゲス・アンツァイガー ( Tages Anzeiger ) 」のインタビューで、ワウリンカとの対戦について次のように述べている。

「スタン ( 編集部注:ワウリンカの愛称 ) はメンタル面だけではなく、すべての面において強くなった。自信もつけている。トッププレーヤーとも対等にプレーできると分かっている。彼との対戦はとても難しい。すごくいいプレーをするし、デビスカップやオリンピックなど、いくつか一緒にいい経験もしてきたから」

 わずか1時間47分で終った試合の後、スイス国営テレビ局ドイツ語放送のインタビューでフェデラーは

「 ( テンポの速い流れとなるよう ) 攻撃的なプレーを心がけた。それがうまくいった」

 と戦略を明かした。そしてワウリンカに対して

「これほど明らかな結果で終ったのは少し残念。だが、ワウリンカはこの大会を誇りに思っていい。良いプレーをしたし、これからもっと自信をつけられるだろう」

 と感想を述べた。

家族を捨ててテニスに

 一方のワウリンカは試合前、スイス国営テレビ局ドイツ語放送のインタビューで

「甘い夢は見ない。ロジャーが精神的にいたって強いのは周知の事実だし、大会中にもどんどん調子を上げていくことができる。ロジャーがベストコンディションでプレーしたら、勝つのはとても難しい」

 と話していた。

 2人はこれまで7回対戦し、ワウリンカはクレーコートで一度フェデラーに勝っている。現在のワウリンカのコーチは、以前フェデラーのコーチを務めていたスウェーデン人のピーター・ルンドグレン。ワウリンカはこのコーチに心酔しており、11歳年上の妻のイラムさんと1歳になる子どもの元を去ってテニスに打ち込んでいる。

 2人は長い交際の後、2009年12月に結婚したばかり。だが、今年1月初旬にワウリンカは別居を公表。イラムさんによると、ワウリンカは

「新しいコーチになってから、優先順位が変わった。テニスがまた一番大切になった」

 と言い、9月からすでに別居状態だったという。

4大大会優勝回数

16回:ロジャー・フェデラー ( スイス )

14回:ピート・サンプラス ( アメリカ )

12回:ロイ・エマーソン ( オーストラリア )

11回:ビヨン・ボルグ ( スウェーデン ) 、ロッド・レーバー ( オーストラリア )

10回:ビル・ティルデン ( アメリカ )

9回:ラファエル・ナダル ( スペイン )

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全豪オープン優勝者

2001年 アンドレ・アガシ ( アメリカ )

2002年 トーマス・ヨハンソン ( スウェーデン )

2003年 アンドレ・アガシ

2004年 ロジャー・フェデラー ( スイス )

2005年 マラト・サフィン ( ロシア )

2006年 ロジャー・フェデラー

2007年 ロジャー・フェデラー

2008年 ノバク・ジョコビッチ ( セルビア )

2009年 ラファエル・ナダル ( スペイン )

2010年 ロジャー・フェデラー

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