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村の店存亡の危機?

田舎の村の小さな食料品店は、牛と山とともにスイスの景観の一部だ。が、全国で約1、000店ある村の店をパニックに陥れる発表があった。配送会社が、採算が取れない事を理由に、これら小さな店への商品の配送をやめると言い出した。

このコンテンツは 2000/07/31 10:31

田舎の村の小さな食料品店は、牛と山とともにスイスの景観の一部だ。が、全国で約1、000店ある村の店をパニックに陥れる発表があった。配送会社が、採算が取れない事を理由に、これら小さな店への商品の配送をやめると言い出した。

チューリッヒの配送会社Frimagoは、小規模店はFrimagoが収益を維持するのに十分な商品の配送を注文しない事を理由に、9月に配送サービスを止めると、これらの店鋪に文書で通達した。

このFrimagoの決定が漏れ、国中をパニックに陥れた。スイス人の多くは、村の小さな店を心のふるさとと思っている。Frimagoの親会社Bon-Appetitのシェラー社長は、「我々が商品を配送しないからという理由だけで、店を閉める必要はない。」とし、配送はしないが代替措置を取ると発表した。

が、小規模店の経営者らは、シェラー社長の発言に憤慨を隠せない。ベルン州郊外で小さな店を経営するシュミッドさんは、小規模店は多くの配送会社に注文するので、Frimago一社が配送を止めても経営上影響は少ない事を認めながらも、「利益にならないものは切り捨てる、株主の価値観だ。」と批判する。が、大規模店の安売りにひかれ、小規模店から背を向けたのは、消費者も同様だが、今その消費者の多くが、皮肉にも小規模店を応援していると指摘した。

村の店は、自家用車を持たないお年寄りにとっては、文字どおり生きる糧を手に入れる大切な手段だ。また、この手の店は、村民の社交の場の役割も果たしている。

他の配送会社は、どこへでも可能な限り配送すると表明している。

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