The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録
トップ・ストーリー
ディベート
すべての議論を見る

歴史

過去を紐解くことで現在を読み解く——スイスと世界をつなぐ歴史的な出来事や、国際社会がスイスに抱く問いに応えるストーリー。

おすすめの記事

放浪の民にあらず?最新研究が明かすヘルヴェティア人の実像

2017年、スイスでケルト人をテーマに開かれたイベント

このコンテンツが公開されたのは、 移住、民族、国境といったテーマは、2000年以上前のヨーロッパでも歴史を形づくる重要な要素だった。ローマ人の記録では、ケルト系部族のヘルヴェティア人は定住せず各地で争いを起こす民族だった。だが、最新の研究では他地域と交流しながら定住生活を営んでいた姿が明らかになっている。

もっと読む 放浪の民にあらず?最新研究が明かすヘルヴェティア人の実像
スイスのマックス・プチピエール大統領(中央右)と、スイスを公式訪問したプミポン国王(中央)とシリキット王妃(中央左)。1960年8月末、ベルンの連邦議事堂前で行われた公式レセプションにて撮影

おすすめの記事

タイ国王の母、シリキット王太后死去 スイスで過ごした若き日々

このコンテンツが公開されたのは、 93歳でこの世を去ったタイの「国母」、シリキット王太后。夫のプミポン前国王(ラーマ9世)とともに若き日をブドウ畑の美しいスイス・レマン湖畔で過ごした。夫妻はこの地で愛を育み、のちに欧州歴訪の拠点とした。

もっと読む タイ国王の母、シリキット王太后死去 スイスで過ごした若き日々
ジョルジア・メローニ

おすすめの記事

忘れられた戦後史 極右が国際ネットワークを築くまで

このコンテンツが公開されたのは、 歴史学者たちの間で、戦後極右主義が脚光を浴びている。洋の東西を問わず極右勢力が台頭する今、彼らがどのように国際ネットワークを築いたのか、その中でスイスがどんな役割を果たしたのか、といった論点の研究が進む。

もっと読む 忘れられた戦後史 極右が国際ネットワークを築くまで
チューリヒ、キャバレー・ヴォルテールの「昼と夜」展。写真はレベッカ・アクロイド作「The World as I feel it(連作)」(2025年)

おすすめの記事

創作で探った無意識の世界 C・G・ユングの妻エンマ初の作品展

このコンテンツが公開されたのは、 ダダイズム誕生の場として知られるチューリヒのキャバレー・ヴォルテールが、スイス人精神分析医カール・グスタフ・ユングの妻エンマ・ユングの作品展を企画した。自らも精神分析家で芸術家でありながら、著名な夫の影に埋もれることに葛藤を抱いていたエンマ・ユング。それから100年あまりが過ぎ、ようやく本人の業績に光が当たる。

もっと読む 創作で探った無意識の世界 C・G・ユングの妻エンマ初の作品展
マンスキー監督の最新作『Time to the Target』の撮影中、国立歩兵学校のオーケストラとポーズをとる監督。

おすすめの記事

権力、記憶、そして「ロシア帝国」を見つめ続けたヴィタリー・マンスキー監督

このコンテンツが公開されたのは、 ウクライナ出身の映画監督ヴィタリー・マンスキー氏は、レーニンの遺体からロシアによるウクライナ侵攻に至るまで、ソ連・ロシア史に残る激動の瞬間をドキュメンタリー映画に記録してきた。その全貌をたどる回顧展が今秋、チューリヒで開かれた。

もっと読む 権力、記憶、そして「ロシア帝国」を見つめ続けたヴィタリー・マンスキー監督
リラ・ギュノー

おすすめの記事

スイスの同調圧力に抵抗した少女の物語

このコンテンツが公開されたのは、 戦時スイスの残酷さを背景に描かれる映画「Silent Rebellion(仮訳:沈黙の反抗/原題:À Bras-le-corps)」は、加担、迎合、沈黙を強いるスイス社会に抗った少女の物語だ。マリー・エルザ・スグアルド監督の長編デビュー作で、今年のベネチア国際映画祭で初上映された。

もっと読む スイスの同調圧力に抵抗した少女の物語
重さ9トンのコンクリートブロック「トブラローネ」の間を通り抜けるハイカーたち。スイス西部ヴォー州ブニャンで

おすすめの記事

戦争遺跡の道 自然と歴史が出会う「トブラローネトレイル」

このコンテンツが公開されたのは、 スイス西部ジュラ山脈の森からレマン湖へと続く「トブラローネトレイル」は、スイス戦時史の重要な遺産に触れながら自然と景観を堪能するユニークなハイキングコースだ。

もっと読む 戦争遺跡の道 自然と歴史が出会う「トブラローネトレイル」
赤いキノコの絵

おすすめの記事

邪悪な存在から一大ブームへ スイスのキノコ物語

このコンテンツが公開されたのは、 キノコ狩りはスイス全土で人気の娯楽となった。また菌類は科学と産業において計り知れない可能性を秘めている。しかしこの魅力的な生物はかつて有害と見なされていた。イメージの大転換はなぜ起こったのか?

もっと読む 邪悪な存在から一大ブームへ スイスのキノコ物語
故郷との別れ。5人の修道女が修道院設立のために米国へと旅立った

おすすめの記事

「愛する美しい国よ、さようなら!」

このコンテンツが公開されたのは、 1874年8月17日、5人のベネディクト会修道女がニトヴァルデン準州のマリア・リッケンバッハ修道院に別れを告げた。

もっと読む 「愛する美しい国よ、さようなら!」
時計盤

おすすめの記事

ベルン市民に愛される時計塔「ツィットグロッゲ」、中世の鼓動を今に

このコンテンツが公開されたのは、 世界遺産の街、スイス首都ベルンにある時計塔「ツィットグロッゲ」。500年もの間、休むことなく時を刻み続けてきた。今も正しく時を刻み、完全に機械仕掛けの天文時計があるヨーロッパでも数少ない時計塔の1つだ。

もっと読む ベルン市民に愛される時計塔「ツィットグロッゲ」、中世の鼓動を今に
ベルギー国王アルベール1世

おすすめの記事

登山靴の国王 アルベール1世、アルプスに挑んだ日々

このコンテンツが公開されたのは、 登山をこよなく愛し、卓越した技術を誇った第3代ベルギー国王アルベール1世。スイスの名峰を何度も踏破し、飾らず気さくな人柄で多くの登山者に慕われたが、ある日1人きりで山に入り、帰らぬ人となった。

もっと読む 登山靴の国王 アルベール1世、アルプスに挑んだ日々
子どもが描いた強制収容所の絵

おすすめの記事

ブーヘンヴァルト強制収容所の子どもたち スイスの失策PR活動

このコンテンツが公開されたのは、 第二次世界大戦後のスイスはイメージの回復に必死だった。ナチスの強制収容所を生き延びた子どもを数千人受け入れるという発想はうってつけのように思えたが、この申し出は計画性も実行もお粗末なものだった。

もっと読む ブーヘンヴァルト強制収容所の子どもたち スイスの失策PR活動
被爆した原爆ドーム

おすすめの記事

「人間社会が新しい時代に突入した」 スイス外交官が見た広島・長崎

このコンテンツが公開されたのは、 第二次大戦中の駐日スイス大使カミーユ・ゴルジェが戦前から敗戦までを記録した回顧録は、監視国家となった日本で中立国としての務めを果たすことの難しさを物語っている。

もっと読む 「人間社会が新しい時代に突入した」 スイス外交官が見た広島・長崎
ロカルノ市公文書館

おすすめの記事

ロカルノが「平和都市」になるまで

このコンテンツが公開されたのは、 のどかな湖畔の風景と休暇の雰囲気で知られるスイス南部の街ロカルノは、1925年、ヨーロッパにおける和解と平和の代名詞となる外交上の大成果を導いた。

もっと読む ロカルノが「平和都市」になるまで
ロカルノ会議

おすすめの記事

ロカルノ条約に学ぶ「平和の作り方」

このコンテンツが公開されたのは、 1925年にスイスを舞台に交渉・署名されたロカルノ条約は、第一次世界大戦後につかの間の平和をもたらした。

もっと読む ロカルノ条約に学ぶ「平和の作り方」
スイスの奇跡の愛

おすすめの記事

【スイスの不思議】スイス人の恋愛観、性教育、同性愛

このコンテンツが公開されたのは、 スイス人にとって「愛する」とはどう言うことなのか?1960年代から現代まで、スイスで愛、セックス、恋愛交際がどのように語られ、受け止められてきたのかに焦点を当て、スイス人の恋愛感を多角的に探る。

もっと読む 【スイスの不思議】スイス人の恋愛観、性教育、同性愛
スイスのビール(ビエンヌ)市近郊ニダウの長期滞在用キャンプ場で遊ぶ子どもたち

おすすめの記事

移動型民族の悲劇 スイス・スコットランド・ノルウェーの人権侵害

このコンテンツが公開されたのは、 移動型民族の生活様式を根絶する――20世紀という現代において、スイス、スコットランド、ノルウェーではこれが国の政策とされ、何十年にもわたって人権侵害を行っていた。

もっと読む 移動型民族の悲劇 スイス・スコットランド・ノルウェーの人権侵害
スイス連邦議事堂

おすすめの記事

個人的信条より総意を優先 スイス連邦内閣の合議制とは

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの連邦閣僚(政府)は7人の閣僚から成り、合議制で政府方針を決定する。閣僚の個人的信条を押し隠して政府の「総意」を推進するこの仕組みは、スイスの政治的安定を醸成する一方で、責任の所在をあいまいにする危険をはらむ。

もっと読む 個人的信条より総意を優先 スイス連邦内閣の合議制とは
文化財

おすすめの記事

紛争から文化遺産をどう守る? スイスの国際貢献

このコンテンツが公開されたのは、 歴史的に、武力紛争で危険にさらされる文化財の避難所となってきたジュネーブ。スペイン内戦下の美術品コレクションから目下の戦争に脅かされるウクライナの絵画にいたるまで、スイスは世界中で紛争から文化遺産を保護する重要な役割を果たしてきた。

もっと読む 紛争から文化遺産をどう守る? スイスの国際貢献
ティチーノ州テグナ教会前を通るBCFe 4/4, 18型電気機関車の白黒写真

おすすめの記事

「百の谷」を駆け抜けるスイスの絶景路線 チェントヴァッリ鉄道100周年

このコンテンツが公開されたのは、 スイス南部の深い渓谷の絶景を走るチェントヴァッリ鉄道は、83の橋と31のトンネルを通ってティチーノ州ロカルノとイタリア・ドモドッソラを結ぶ。険しい山岳地帯に敷設されたこの伝説的な狭軌鉄道が2024年、100周年を迎えた。

もっと読む 「百の谷」を駆け抜けるスイスの絶景路線 チェントヴァッリ鉄道100周年
羊の頭とギロチン

おすすめの記事

スイスの「不幸な」ギロチン職人

このコンテンツが公開されたのは、 チューリヒ州クローテンの家具職人だったヨハン・ビュへラー。1836年、チューリヒ州当局がギロチンの製作を委託したことから、彼の人生は一変する。

もっと読む スイスの「不幸な」ギロチン職人
ベルジエ報告

おすすめの記事

「スイス銀行のナチス関連口座は再調査を」 歴史家ら提唱

このコンテンツが公開されたのは、 スイス最大手のUBS銀行の資料室には、第二次世界大戦中の行動に関する秘密がまだ残されている可能性がある――。過去にスイスの銀行と独ナチス政権とのつながりを調査した歴史家、マルク・ペレノード氏は、再調査の必要性を強調する。

もっと読む 「スイス銀行のナチス関連口座は再調査を」 歴史家ら提唱
シルベスタークラウス

おすすめの記事

スイスのちょっと不思議な新年行事

このコンテンツが公開されたのは、 謳う黒ずくめの男たち、子豚のレース、無音のディスコ――スイスの少し風変りな新年行事を紹介する。

もっと読む スイスのちょっと不思議な新年行事
T字型リフトに乗る子ども

おすすめの記事

スキー初心者泣かせのT字型リフト 生誕から90年

このコンテンツが公開されたのは、 スイス発祥で、今も国内のスキー場で使われているT字型リフトが23日、東部ダボスの地で誕生から90年を迎えた。発明直後から急速に普及したが、現在ではチェアリフトへの転換が進む。

もっと読む スキー初心者泣かせのT字型リフト 生誕から90年
アンリ・ギザン将軍

おすすめの記事

スイス随一の名将軍アンリ・ギサン 検閲で守った命とイメージ

このコンテンツが公開されたのは、 第二次世界大戦中にスイスの命運を背負ったアンリ・ギザン将軍。その功績と人物像に対する高評価は今も不動だが、その裏には厳しい検閲を伴う国策上のイメージ戦略があった。

もっと読む スイス随一の名将軍アンリ・ギサン 検閲で守った命とイメージ
ミニゴルフをする男女の白黒写真

おすすめの記事

ミニゴルフの成功に貢献したスイス

このコンテンツが公開されたのは、 ミニゴルフが誕生したのは20世紀ではない。実はこのスポーツが今日のような形になるまでには長い道のりがある。その発展にはジュネーブの建築家、ポール・ボングニも重要な役割を果たした。

もっと読む ミニゴルフの成功に貢献したスイス
アンリ・ギザン将軍と地図

おすすめの記事

スイスの地図に隠された秘密

このコンテンツが公開されたのは、 秘密地図、販売禁止、偽装――スイスは戦時中、地図上の軍事機密を守るため、あの手この手を尽くしてきた。

もっと読む スイスの地図に隠された秘密
「神の奔放な僕(しもべ)」とも評されたフランツ・ハインリヒ・アッヒェルマンの作品は多くの読者に支持された

おすすめの記事

聖職者であり作家、スイスの「カール・マイ」と呼ばれたアッヒェルマン

このコンテンツが公開されたのは、 私たちの記憶からフランツ・ハインリヒ・アッヒェルマン(1881~1946)の名が消えてから久しい。ルツェルン出身の聖職者であると同時に40作以上の小説や演劇作品を執筆し、当時のスイスで最も読まれた児童文学作家だった。

もっと読む 聖職者であり作家、スイスの「カール・マイ」と呼ばれたアッヒェルマン
農家の子どもケシリア・シュミディヒ。1942年頃、レオナルド・フォン・マット撮影

おすすめの記事

集団出稼ぎ、16時間労働…スイスの児童労働の歴史

このコンテンツが公開されたのは、 スイスでは19〜20世紀前半、少年少女は家庭内労働力として不可欠な存在だった。特に農業でそれが顕著だった。産業革命が進むと今度は安価な労働力として搾取されるようになった。いま国内で開かれている展覧会では、あまり知られていないその児童労働の歴史に光を当てている。

もっと読む 集団出稼ぎ、16時間労働…スイスの児童労働の歴史
銃

おすすめの記事

オリンピック休戦 神々しい理想に突き付けられた厳しい現実

このコンテンツが公開されたのは、 国際オリンピック委員会(IOC)と国連が今月開かれるパリ夏季五輪に当たり、ロシアとウクライナ間の休戦を呼び掛けている。1992年以降、こうしたオリンピック休戦原則が慣例的に出されているが、守られた例は少ない。

もっと読む オリンピック休戦 神々しい理想に突き付けられた厳しい現実
パリのルーブル美術館に展示された、エミール・ジリエロン作のプレートやメダル

おすすめの記事

第1回オリンピック大会の切手やトロフィーを手掛けたスイス人

このコンテンツが公開されたのは、 スイス人芸術家エミール・ジリエロン(1850~1924年)は、1896年にアテネで開かれた第1回オリンピック大会のポスター、トロフィー、記念切手をデザインした。パリのルーブル美術館では来月地元で開催されるオリンピックに合わせ、ジリエロンの作品を展示している。

もっと読む 第1回オリンピック大会の切手やトロフィーを手掛けたスイス人
ベルン旧市街の「子喰い鬼の噴水」

おすすめの記事

ベルンの名所「子喰い鬼」噴水の由来は? 市が新しい説明書き

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの首都ベルンで観光名所の1つとなっている「子喰い鬼の噴水」。ベルン市はこのほど、複数ある由来を紹介する新しい説明書きを設置した。反ユダヤ主義的な言説も敢えて明示することで、見る人に熟考を促すのが狙いだ。

もっと読む ベルンの名所「子喰い鬼」噴水の由来は? 市が新しい説明書き
スイス製暗号機ネマ

おすすめの記事

スイスで開発された暗号機「ネマ」

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの暗号機「エニグマ」に優る機械「ネマ」を開発していた。

もっと読む スイスで開発された暗号機「ネマ」

人気の記事

世界の読者と意見交換

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部