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スイス北東部・アールガウ州に2020年に開通予定のベッツベルク(Bözberg)トンネルが先月29日、着工から8ヶ月でついに反対側へ貫通した。直径12.36メートルの世界最大の掘削機で一日22メートル掘り進んだ。全長2.7キロメートルのトンネルには3億5千万フラン(約402億円)が投じられている。
スイス連邦鉄道(SBB)外部リンクは鉄道貨物輸送を拡大するため、スイス南北を貫くゴッッタルド上のトンネルやプラットフォームの屋根などを新設・改装中だ。
トンネルはバーゼルとチューリヒを繋ぐ鉄道ルート上にある。工事現場は落石の危険があり公開されなかったが、貫通記念式典が今月13日に開かれる。
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ベーストンネル建設 計画から完成までの民主的な長い道のり
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世界最長の鉄道トンネルを列車が時速200キロで駆け抜けるようになって1年。だが、同トンネルの建設を含むアルプス縦断鉄道計画が国民投票で承認されたのは、25年も前の今日、1992年9月27日だった。
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新型高速列車Giruno、運行は2019年から
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スイスの鉄道車両メーカー、シュタッドラー・レール社が18日、新型高速列車Girunoをお披露目した。Girunoは6カ月前に開通した世界最長の鉄道トンネル、ゴッタルドベーストンネルを2019年より運行する予定だ。
Girunoの最高時速は250km。列車の全長は400メートルで、座席数は現在ゴッタルドベーストンネルを運行中の列車よりも4割多い、全810座席となっている。
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スイスインフォ: 美しい山岳地帯を走るゴッタルド鉄道について熟知されていますが、この鉄道が特別なのはなぜですか? キリアン・エルサッサー:人の手の入っていないアルプスの自然の中を走るという、素晴らしく印象的な鉄道の旅だか…
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トンネルだけでは不十分
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「なるべく多くの陸交通を鉄道に乗り換えさせるために」と、連邦交通省のホームページにはアルプス縦断鉄道の必要性を訴える文字が躍る。しかし、アルプス縦断鉄道に必須のゴッタルドトンネルが、たとえ2017年に貫通して2年間たって…
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360度動画で見るゴッタルドベーストンネル
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2016年6月1日についにスイスで完成した、世界最長の鉄道トンネル「ゴッタルドベーストンネル」。スイスのトンネル史上に残るゴッタルドベーストンネルの舞台裏を、360度動画でご紹介します。
スマートフォンで360度動画をご覧になりたい場合は、YouTubeアプリをダウンロード後、ここをクリックしてください。動画再生中に画面に触れ、指先をスライドさせると、視聴する方向を360度変更できます。
パソコンの場合は、動画の画面自体をマウスなどでドラッグすると、視聴する方向を変えられます。
映像画面右下の「設定」から日本語を選択すると、日本語字幕付きで動画をお楽しみいただけます。
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オレンジ色のオーバーオールを着た操車作業員に羨望のまなざしが向けられることはあまりない。猛暑の中、防災ヘルメットの下に覗く顔は汚れ、汗が幾筋もの線になってしたたり落ちている。ここはドイツ、フライブルク・イム・ブライスガウ…
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スイス南部のゴッタルド山塊の地中を縦貫する新ゴッタルド基底トンネルは、全長57キロメートルの世界最長の鉄道トンネルだ。 世界記録 「新ゴッタルド基底トンネルの貫通でわれわれは非常に興奮しています。このプロジェクトに携わ…
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