
過去45年、投票率の高かった国民投票はどれか?



















2016年2月28日の国民投票は、1992年の欧州経済領域加盟をめぐる投票に次ぐ高い投票率となり、約63%を記録した。その背景には、「外国人犯罪者の国外追放強化」と「ゴッタルド第2道路トンネル」という二つの重要な案件があったからだ。
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フォトエディターとして、SWI swissinfo.chでの写真の編集利用と写真家とのコラボレーションを担当。機会があれば、カメラを持って記者に同行する。 チューリヒで写真家として訓練を受け、1989年からフォトジャーナリストとして活動。1990年にスイスの写真家エージェンシー、ルックアット・フォトスを設立。ワールド・プレス・アワードを2度受賞し、スイスの奨学金制度も利用。作品は広く展示され、様々なコレクションに収蔵されている。
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今回の投票率の高さは、1971年の女性参政権導入以降の記録をうち破りそうな勢いだった。右派の国民党が提案した「外国人犯罪者の国外追放強化イニシアチブ」に反対する市民が、大きく動いたからだ。
それに、ゴッタルド第2道路トンネルの是非を問う投票、そして各州レベルでの重要案件が加わり、投票率はさらに押し上げられた。
過去45年を見ると、とりわけ多くの投票者の関心を呼んだのは、外国人や欧州連合(EU)に関係する案件だ。こうした有権者の関心を呼んだ国民投票を写真で追った。
(文・Stefania Summermatter、写真編集・Thomas Kern、swissinfo.ch)
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