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児童ポルノのCD-Romを被害者家族が閲覧、何人かの子供が確認される

欧州の児童性的虐待組織網と戦うジュネーブ州警察は、スイスとフランスの12家族に、彼等の子供達を確認できるかもしれない8、700のポルノ・イメージが入ったCD-Romを閲覧を許可、何人かの子供達が確認された。

欧州の児童性的虐待組織網と戦うジュネーブ州警察は、スイスとフランスの12家族に、彼等の子供達を確認できるかもしれない8、700のポルノ・イメージが入ったCD-Romを閲覧を許可、何人かの子供達が確認された。

ジュネーブ州警察のジャック・ヴォレリー報道官は、他の警察も同様の措置を取る事を希望するとswissinfoに語った。ジュネーブ中央警察署で行われた家族にとって過酷な13時間におよぶ閲覧の結果、多くの親族が子供を確認した。

警察は心理カウンセラーを待機させていたが、実際多くの家族が耐えられなくなり、閲覧中に部屋を離れた。閲覧後は、全員がカウンセリングを受け、トラウマに苦しめられるリスクを減らすよう計らわれた。

最年少2才の子供のポルノ・イメージまで入っているCD-Romは、悪名高いドイツ人児童性的虐待犯ゲリー・ウルリッヒが所有していた。ウルリッヒの逮捕後、CD-Romは、児童の尊厳のための国際委員会によって1998年末にオランダで警察に提出された。その後、オランダ警察は、欧州各国の警察にCD-Romを提供、ジュネーブ州警察は、今年3月に入手した。そのニュースを聴いた、ある地元の女性が警察を訪れ、写真を見せて欲しいと頼んだ。いくつかの写真から、その女性はフランスに住んでいる何家族かの子供達を確認したと、ボレリー報道官は言う。

14日、警察はスイスの3家族とフランスの9家族に、CD-Rom閲覧を許可した。彼等の多くは仏当局の対応に、強い批判を表明している。7才の息子を確認した女性は、フランスは児童虐待犯罪を隠ぺいしようとしていると言う。「仏警察は、全てを揉み消そうとしている。児童性的虐待ネットワークなど存在しないと言っている。」別の家族も、「我々はシラク大統領、ジョスピン首相、GUigou司法相に嘆願書を送ったが、曖昧な返事しか受け取っていない。」と言う。

今回のジュネーブ警察の勇断で、一握りではあるが子供の身元が確認された。被害者の身元が判明すれば、加害者を法廷に引き出す事が可能になるだろう。「これらの写真がどこで撮られたのか現段階ではわからないが、欧州のどこかだろう。何家族かが子供や孫をこのCD-Rom上で確認したというジュネーブ州警察の報告は、ベルナルド・ベルトッサ・ジュネーブ州主席検事に提出される。そうすると、ベルトッサ検事は、フランスで調査が継続されるかどうか常に確認することができるようになる。」とボレリー報道官は述べた。



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