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swissinfo.ch日本語版のトップ記事(特別号)

Swissinfo 編集部

swissinfo.ch日本語版では年間を通じて、安楽死や自殺ほう助をテーマにした記事が最も読まれています。今回の特別号では、同テーマに関する日本語のトップ記事2本と、関連記事4本をピックアップしました。

スイスでは約80年前に、利己的な動機を除く自殺ほう助が合法化されました。現在では年間1千人を超える人たちが不治の病や障がいを理由に、自殺ほう助団体の助けを借りて自らの生を終えています。

くらんけさんは神経性疾患を抱えながら九州で暮らす日本人女性です。2019年にスイスの自殺ほう助機関で自死する許可を得ました。

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スイスで安楽死の権利を得た日本人が思うこと

このコンテンツが公開されたのは、 重い神経性疾患を持つ20代後半の日本人女性が、スイスの自殺ほう助機関で自死する許可を得た。生活の質が著しく低い患者が豊かに生きるための「お守り」として、日本でも安楽死を認めて欲しいと感じている。

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くらんけさんは2021年夏に、自殺ほう助を受けにスイスにやってきました。しかし、最終的に家族ともう少し生きることを選び、日本へと帰国しました。swissinfo.ch日本語編集部の宇田薫記者は、くらんけさんのスイス滞在に同行しました。

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年間1500人超が選択 スイスの安楽死

このコンテンツが公開されたのは、 スイスでは安楽死を求め自殺ほう助団体に登録する人が増えている。国内には外国人を受け入れる団体もあるが、自殺ほう助を受けるには厳しい条件をクリアしなければならない。

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スイスの安楽死支える「死の付添人」

このコンテンツが公開されたのは、 スイスには「自殺付添人」という仕事がある。安楽死する患者の元に致死薬を届け、最期の日を迎えるまで患者本人や家族に寄り添う。スイス最大の自殺ほう助団体エグジットでは、退職世代がその役割を担う。

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「私は誰も殺したくない」

このコンテンツが公開されたのは、 医師で自殺ほう助団体ライフサークルの代表、エリカ・プライシヒさんは、外国人を含む患者の死を手助けしてきた。彼女は他国での自殺ほう助合法化を提唱する一人でもある。その理由を聞いた。

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7/7(木)日本時間午後6時~ オンライン対談開催 | なぜ私はスイスで安楽死しなかったのか

くらんけさんと、くらんけさんを密着取材した宇田記者が、スイスの自殺ほう助をテーマにツイッターのスペース上でオンライン対談します。

オンライン対談は2022年7月7日(木)日本時間午後6時からです。スイスで自死の権利を手に入れたたものの、なぜ安楽死の直前で踏みとどまり、日本に戻ってきたのか――。くらんけさんが、自らの体験・思いを率直に語ります。

▼オンライン対談のURL(URLにアクセスしてリマインダー設定ができます)

https://twitter.com/i/spaces/1jMKgepzmXqJL外部リンク

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対談は音声のみで行われます。聴取は無料。携帯電話(iOSおよびAndroid)、またはパソコンブラウザ上で聞くことができます。swissinfo.ch公式アカウントのフォロワーでない方、ツイッターのアカウントを持っていない方でも聴取可能です。

また、安楽死をテーマにした意見交換ページには、世界の読者から200件以上の意見が集まっています。投稿・閲覧は日本語でも可能です。ぜひご参加ください。

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10言語で意見交換
担当: 宇田薫

安楽死、賛成?反対?

自殺ほう助は、認めても良いと思いますか。それとも反対ですか。

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