東日本大震災で被災した中高生 IOC会長に平和メッセージ

2011年の東日本大震災で被災した中高生5人が1日、スイス西部ローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)の本部を訪問し、トーマス・バッハ会長に被災地の様子や平和メッセージを伝えた。

このコンテンツは 2019/04/02 16:30

先月22日から2週間、「復興アンバサダー」として選ばれた学生5人が、被災した児童支援プロジェクト「Support Our Kids」のホームステイ・プログラムを通しスイスを訪問している。1日には、IOC本部を訪問し、会長と意見交換を行った。

福島県福島市の松韻学園福島高校に通う佐々木響さん(16)は、被災者の心の復興や世界の人々と友好親善の精神を育成することを目的とする青少年赤十字部での奉仕活動の内容をバッハ会長に説明。「心の復興に欠かせないコミュニケーションだけでなく、スポーツを通じて心が豊かになるようになって欲しい」との想いを述べた。

そして、復興アンバサダー5人で「2020年東京五輪を成功させ、共により良い世界をつくりましょう」とのメッセージをTシャツに書いて、会長に手渡した。

バッハ会長は、「スポーツをすることで人とつながり、お互いがより理解しあえるといいですね」と述べ、福島市で実施される2020年東京五輪の野球・ソフトボール試合を一緒に観戦しようと誘い5人を招待した。

2020年東京五輪・パラリンピック開催を機に日本の各自治体が大会参加国と交流を深める「ホストタウン事業」で、スイスは福島県福島市、大分県大分市、静岡県富士市、京都府大山崎町、茨城県つくば市のパートナーとなり、スポーツや音楽イベントを開催するなど、親善交流を深めている。

今回の児童支援プロジェクト「Support Our Kids」は、駐日スイス大使館が取り組む東京五輪に向けたイベント「スイスへのとびら」の一環で実現した。

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