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Expo. 02開会式 夜空を飾ったスペクタクル

ムルテン会場のスペクタクル。不死身のケンタウルスに死を与え永遠の命を得たプロメテウス。 swissinfo.ch

ヌーシャテルのアイス・リンクで14日夜、フィリガー大統領ら7人の閣僚全員が出席しExpo. 02の公式オープニングセレモニーが行われた。その後ヌーシャテル、ビール、ムルテン、イヴェルドン=レ=バンの4つの会場で同時進行で上演されたスペクタクルがオープニングの夜を飾った。

スイス公共放送協会の全言語6チャンネルで中継された2時間のスペクタクルは、夕暮れの空に時のシンボルであるペガサスが登場し、各会場で一斉に沸き上がる夜の賛歌(Maurice Chappaz作曲)斉唱と共に始まった。スペクタクルのテーマは、多言語・複合文化国家スイスをギリシャ神話「バベルの塔」の逸話を通して描くというもので、バベルの塔の建設から始まり、次いで人類の祖であるプロメテウスが登場、4会場それぞれでプロメテウスの異なる逸話のパフォーマンスが行われた。総監督はFranois Rochaix氏、舞台デザインはJean-Claude Maret氏。俳優、合唱団、ミュージシャン、パントマイム、曲芸、スイマー・ダイバーら出演者は総勢1800人。ビール会場では独・仏語、ヌーシャテルは仏語、ムルテンでは独語、イヴェルドン=レ=バンでは伊語で上演されたが、4つの会場は大型スクリーンで結ばれ、どの会場にいても全会場のスペクタクルを楽しむことができた。

オープニング・スペクタクルに先立ち、ヌーシャテルのアイス・リンクでは、カスパル・フィリガー大統領ら7閣僚と内外からの招待客2300人が出席し公式開会式が行われた。

オープニング・スペクタクル上演は15日、16日の計3回。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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