おすすめの記事 「日本ブーム」到来 旅行先としての日本の魅力とは このコンテンツが公開されたのは、 2017/07/28 観光客の数が増加の一途を辿る日本だが、スイスからの観光客も例外ではない。近年、日本へ旅をするスイス人が増えている理由とは?そして、伸び悩むスイスの観光産業が日本から学べることとは? 日本政府観光局の統計によると、スイスからの訪日者数は2003~16年の13年間で155%増加している。スイスの観光業者の間でも、とりわけここ2年間は一種の「日本ブーム」が訪れているという共通の認識みられる。 16年の訪日客数の中で最多だった中国人の約637万人に対して、スイス人の約4万4千人は一見僅かに見えるが、両国の人口に占める割合で見ると、スイスにおける日本の人気は高いと言える。中国の場合、人口の0.47%が同年に日本を訪問しているのに対し、スイスは0.53%。欧州で訪日者が最多だった英国の0.45%より多い。 もっと読む 「日本ブーム」到来 旅行先としての日本の魅力とは
おすすめの記事 スイスの別荘、購入価格が下落 このコンテンツが公開されたのは、 2017/07/27 サン・モリッツやヴェルビエなどスイス屈指の観光地でも、不動産価格が前年比で3~9%下落。これは、不動産価格が上昇しているフランスやオーストリアのアルプス地方とは極めて対照的だとUBSは指摘する。 UBSはスイスの別荘… もっと読む スイスの別荘、購入価格が下落
おすすめの記事 「高物価の島スイス」 消費者行動の予測が困難に このコンテンツが公開されたのは、 2017/07/25 スイスの物価高は最近のニュースでよく取り上げられている。物価高には不満の声が上がっているが、その原因にはこれまでの消費性向を変えることへの抵抗感があるのかもしれない。 もっと読む 「高物価の島スイス」 消費者行動の予測が困難に
おすすめの記事 スイスを追い上げるシンガポールと香港 このコンテンツが公開されたのは、 2017/07/13 ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)によると、4年後にシンガポールと香港が抱える非居住者の資産(オフショア資産)は合計でスイスと同じ規模に増える見込みだ。 これはアジア太平洋地域における資産運用ブームを示すと同時に、金融危機後に強まった脱税への取り締まりがスイスにもたらした影響を反映している。 BCGが6月27日に発表した年報によると、スイスの銀行が保有するオフショア資産は2016年時点で世界最高額の2.4兆ドル(約270兆円)だった。BCGは2021年に2.8兆ドルに増えると予測する。 もっと読む スイスを追い上げるシンガポールと香港
おすすめの記事 伸び悩むスイスの観光産業、打開策はあるのか? このコンテンツが公開されたのは、 2017/06/26 スイスのアルプス、湖、村、谷などの壮観は昔から世界中の観光客を惹きつけてきた。しかし今、スイスへの観光客が減っている。その原因は? 低迷する観光産業の原因は、スイスのイメージ低下ではない。今でも安定した、牧歌的で美しい国というイメージは変わらず、旅行で訪れたい国にもよく名前が挙がる。 さまざまな国の観光政策の顧問を務め、国の評判を測るシステムを開発したサイモン・アンホルト氏によると、スイスに対する世界の評価は以前と変わらず「すばらしい」という。スイスは各国のイメージに関する世界ランキングで過去10年間、8位の座を守り続けている。 もっと読む 伸び悩むスイスの観光産業、打開策はあるのか?
おすすめの記事 パーティーよりも社員食堂を愛したロレックスの元幹部、死去 このコンテンツが公開されたのは、 2017/06/19 世界的にも知名度が高いスイスの高級腕時計メーカー、ロレックスで過去に長年、幹部として経営に関わったハリー・ボレ氏が先週13日、スイスのビール(ビエンヌ)で死去した。89歳だった。 もっと読む パーティーよりも社員食堂を愛したロレックスの元幹部、死去
おすすめの記事 WTOで迫られるスイスの「チョコレート法」改正 このコンテンツが公開されたのは、 2017/06/09 収益の半分以上を国外で得るスイスは、国際貿易の制限的措置の撤廃や削減に肩入れする一方で、自国の農家を関税や多額の補助金によって保護している。これまでスイスの保守的な動きが世界貿易機関(WTO)に訴えられてこなかったのは、WTOの要求を巧みに回避してきたためだ。現在スイス政府が2019年に向けて準備している「チョコレート法」の代替案についても同様だ。 スイスほど政府が自国の農業を支援している国は少ない。そのために時折WTOの批判を受ける。食品輸出業者への補助金について規定する「チョコレート法」(農業製品の輸入・輸出に関する連邦法)もその一つ。例えば、チョコレートの原料となる国産牛乳の価格は国外に比べて高い。そうなるとチョコレートの販売価格も上がる。そこで、国内外の原料価格差を補整し、国際的に通用する製品価格を最終的に設定できるよう、国は原料用の牛乳と穀物について食品輸出業者に毎年約1億フラン(約114億円)の補助金を投じてきた。しかし、将来的に輸出の助成を全面的に禁じるWTOの農業協定に則り、スイスは2020年末までにチョコレート法の修正を強いられている。 もっと読む WTOで迫られるスイスの「チョコレート法」改正