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もぐもぐスイス味 第3弾 その1 ― モモヨ隊員と朝のコーヒー ―

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ドルダー鉄道で登りつめた終点から、さらに登り道を歩くとオールドタイマーが駐車する車の吹き寄せに、ベルボーイが立っている。玄関から見上げると、入ろうとするホテルはまさしくお城だった。

このコンテンツは 2008/05/28 08:04

「ザ・ドルダー・グランド」。今年春にリニューアルした最高級ホテル。もぐもぐ隊にとっては1室1泊10万円のホテルは、気軽には泊まれない。しかし、せめて朝食だけでも体験したい。

重厚な扉を開けると、グランドホテルにしては意外なことだが、比較的狭いロビーになっている。レストランに行くためには、レセプションの前を通らなければならないので多少気後れするが、とがめられることもなくすんなり奥にある階段を下ることができた。左側はスパ、右側がレストラン。その細い入り口から、陽射しが入ってくる。階段を降りたにもかかわらず、アルプスが見渡せる眺めが広がるのは、傾斜面にホテルが建っているからだ。

ウイークデーがお勧め

予約もしていなければ、宿泊客でもありませんと言うが、笑顔で迎えてくれ、問題なくボックス席に座ることができた。

メニューは「コンチネンタル」を基本に肉、魚、タマゴ、チーズが付く「ガーデン」、フルーツ、野菜、白身だけのオムレツなどの「スパ」の3種類。2人が注文を終えたのはウイークデーにしては多少遅めで、9時半を回っていた。

鉄チェーンのカーテン越しに携帯電話で話すビジネスマンの声が聞こえてくる。窓際には初老の夫婦。テラスには5人のグループのみで、館内は閑散としている。ここに泊まるようなお金持ちは朝食を食べない?
「ウイークデーにはあまりお客様は来ませんが、日曜ブランチのバイキングはとても混みます。もっとも、私たちはお客様とゆっくり話せるウイークデーの方が好きですけどね」
とウエートレスが言う。

控えめに花びらをあしらった白い食器もさることながら、種類が豊富な上、これから1日がスタートする朝なのだという配慮を感じさせる品揃えには感心。例えばスパメニューはパンが全粉、ガーデンは白パンを中心にし、ジャム1つにもちょっとした特別さが伺われる。サービスも客と上手な距離を置きながら、客の要望、質問には自然な態度で対応してくれる。マニュアルではない知性を感じさせた。

…でモモヨ隊員は

メニューを見るとコレかアレ、またはソレかドレのように実に色々。頼んだ後は…ええっと何が出てくるのだっけ。とにかく隊長はフィットネス系、モモヨは一般コース風でゆくことにする。

テーブルを担当してくれたのは、フレッシュピーチジュースとライムジュースを足して2で割ったような愛らしくてさわやかな、朝ご飯にぴったりの背の高い娘さん。いやあ、空気までさわやかになりそうな彼女ですね、隊長。

フルーツサラダ登場。わあ、と思わず両手がパーになってしまう美しさ。もっともっと目が覚める。サーモンも頂き、生ハムがあって、ミューズリ。来るわ来るわ、次々と登場。

隊長には、白身のオムレツもやって来た。これは、野菜を芯に巻いて、本当にタマゴの白身のみ使用。焦げ目をつけたり努力はしているようだけど…。と隊長。ワゴンで美味しそうな小さなカップケーキのようなもの、ジュースなどが、回ってくるのもおもちゃのように可愛らしくも喜ばしい。目は欲しがるものの、胃袋に隙間なく、残念。

お目覚め度、さわやか度、豪華さ、くつろぎ度、高いですね。

ええ、あの白身のオムレツ以外は、ね。

swissinfo、佐藤夕美 ( さとう ゆうみ ) & モモヨ

キーワード

ザ・ドルダー・グランド ( The Dolder Grand )
住所 : Kurhausstrasse 65, 8032 Zürich
電話 : +41 44 456 60 00
予約 : ウィークデーの朝食は不要。週末ブランチは要予約。
時間 : 6時半~11時が朝食 23時までオープン、日曜ブランチ 11時半~14時
メニュー : コンティネンタルブレックファスト 32フラン ( 約3200円 ) 、スパメニュー48フラン ( 約4800円 ) 、ガーデンメニュー 48フラン ( 約4800円 ) 、日曜ブランチ85フラン ( 約8500円 )
予算 : 2人で96フラン ( 約9600円 )
行き方 : チュリヒ駅から路面電車3番でRömerhof下車、ドルダー鉄道 ( Dolderbahn ) 終点。

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