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スイスも日本の捕鯨批判

スイスは米、豪、独等14カ国と共に、日本の調査捕鯨中止を求める国際批判の輪に加わった。

スイスは米、豪、独等14カ国と共に日本の調査捕鯨中止を求める国際批判の輪に加わった。

1982年に商業捕鯨モラトリアムが施行されたため、日本は1987年以来調査捕鯨として毎年何百頭かのミンク鯨を捕獲している。鯨保護スイス連合は日本政府を、現在日本が行っている捕鯨は科学調査のためでなく、鯨肉と鯨脂肪の国内市場のためのものだと非難した。

スイス、豪、ブラジル、英国、仏、フィンランド、独、伊、メキシコ、モナコ、スウェーデン、米ら15カ国を代表し、 デクラン・オドノヴァン・駐日アイルランド大使は、国際捕鯨委員会(IWC)の決定に従い北西大平洋と南大平洋での捕鯨を控えるよう外務省に要求した。共同の報道によると、これに対し外務省は、日本が現在実施している捕鯨は国際鯨保護計画に従っているが、15カ国の要求を政府および関係省庁に伝達すると返答した。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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