イランと米国、スイスで技術協議を実施へ
米国とイランの会談の仲介役を務めるカタールとパキスタンは22日早朝、米国とイランがスイスでの第1回交渉を終え、今週中に実務者レベルでの技術協議を行う予定だと発表した。
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米国とイランは枠組み合意に定められた通り、60日以内に「最終合意」に達することを目指す。関係国はイランの核開発計画と西側諸国の制裁に関する作業部会を設置する。
仲介国は、米・イランの協議はスイスの山岳リゾート地ビュルゲンシュトックで「前向きで建設的な雰囲気」の中で行われたと付け加えた。ソーシャルメディアのXに出された声明では「今後の協議のためのメカニズムの確立を含め、有望な進展が見られた」としている。
ホルムズ海峡における衝突を防ぐため、交戦当事者間で意思疎通のルートが確立された。海峡を航行する船舶の安全確保を目的とする。さらに、イスラエル軍と親イラン組織ヒズボラとの間で度重なる相互攻撃が発生しているレバノンでの停戦遵守を確保するための枠組みも設置された。
報道によると、合意履行に関する技術協議は今週、ビュルゲンシュトックで継続される予定だ。
イラン「レバノン戦争に関して大きな進展があった」
イランのアッバス・アラグチ外相は、レバノン内戦終結に向けた取り組みに「大きな進展」があったとXに投稿した。同外相は、レバノン停戦遵守状況を監視する合同フォーラムが合意の「最初の真の試練」だと述べた。イランの港湾に対する米海軍の海上封鎖は解除、イラン凍結資産の一部が解放された。イランの大規模な復興計画も立ち上がった。
アラグチ外相の発言の真偽は確認されていない。米国側は、初日の交渉結果について、直接コメントを発表しなかった。
カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アル・サーニ首相は22日早朝、Xに、ジョン・D・バンス米副大統領とドナルド・トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏と並んで写った写真を投稿。「ルツェルンから生中継。作業は続く」と書き込んだ。
交渉担当者による直接協議
報道によると、スイスで行われた両代表団による初の直接協議は、21日午後、約1時間行われた。米国代表団はヴァンス氏が率いた。同氏は21日に米国へ帰国する予定だと事前に述べていた。
イラン側からは、アラグチ外相、モハメド・バゲル・ガリバフ国会議長らが交渉担当者として参加した。
米国とイスラエルは2月末にイランに対する戦争を開始した。4月初めに停戦が発効したが、違反行為が散発した。両国は先週、60日以内に戦争を終結させるための包括的な合意を目指す覚書に署名した。
英語からの翻訳・校正:宇田薫
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