国際オリンピック委員会(IOC)は20日、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の追加種目として、山岳スキーを既存の15競技に加えることを全会一致で決定した。
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山岳スキーは、スキーを担いだり着用したりして山を登った後、スキーで滑り降りて着順を競う競技。開催国イタリアで人気が高く、大会組織委員会が提案していた。
男子2種目(スプリント/個人)、女子2種目(スプリント/個人)、混合リレー1種目の計5種目が追加される。48人の出場枠は全競技の上限2900人に収める。
IOCは追加に際し、「山岳スキーが最も発展してきたのは欧州大陸だが、近年はプロ・アマを問わず世界中で親しまれている」とコメント外部リンクした。
また、山岳スキーには特別施設の建設や専用の場所を必要としないという利点がある。
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