おすすめの記事 連邦議会の上院と下院 州間の利益をバランスよく反映 このコンテンツが公開されたのは、 2015/09/14 スイスでは4年に一度、連邦議会の上下両院議員を選出する総選挙を行う。この連邦議会で国民議会(下院)と全州議会(上院)が存在するのは、さまざまな州の利益をバランスよく反映するためだ。 もっと読む 連邦議会の上院と下院 州間の利益をバランスよく反映
おすすめの記事 スイスの政治 何千人もの被爆者が今も治療中、スイスの赤十字国際委員会が報告 このコンテンツが公開されたのは、 2015/09/08 原爆投下から70年。この節目の年に、スイスの赤十字国際委員会は、長崎の赤十字原爆病院関係者や被爆者にインタビューし、4本のビデオを制作した。この中で描かれているのは、長崎と広島の赤十字原爆病院が、今でも年間何千人もの被爆者の治療に当たっていること。がんやその他の疾患と被爆との因果関係がはっきりしてきたことだ。また、ビデオを補う形で両病院の詳細な研究データも発表された。 もっと読む 何千人もの被爆者が今も治療中、スイスの赤十字国際委員会が報告
おすすめの記事 スイスの政治 1票獲得のための選挙グッズ このコンテンツが公開されたのは、 2015/09/01 政党マークの入ったボールペンやマッチ、キャラメルやチョコレート、これらはよくある選挙グッズだ。だが、ハチミツや人目を引くネクタイ、コショウの実など、もっと趣向を凝らしたものもある。 (写真・Keystone) もっと読む 1票獲得のための選挙グッズ
おすすめの記事 スイスの政治 社会民主党党首「スイスの『開放性』『連帯感』『公平性』を守り抜く」 このコンテンツが公開されたのは、 2015/09/01 国政でよく議論される問題の一つが、スイス・EU関係ならびに移民政策だ。2008年から党首を務めるクリスティアン・ルヴラ上院議員は、こうした問題は国内の社会・経済政策で解決できると考える。また、労働市場から締め出されがちな… もっと読む 社会民主党党首「スイスの『開放性』『連帯感』『公平性』を守り抜く」
おすすめの記事 スイスの政治 州と基礎自治体 このコンテンツが公開されたのは、 2015/08/27 1848年から連邦制度を敷くスイスでは、連邦(中央政府)、26の州および準州(州政府)、2240の基礎自治体(2017年3月23日現在)の間で権力が分立している。 もっと読む 州と基礎自治体
おすすめの記事 スイスの政治 急進民主党党首「我々と国民党との間には、大きな隔たりがある」 このコンテンツが公開されたのは、 2015/08/18 近代スイス誕生の母体となった与党の急進民主党は、リベラルな経済政策と小さな政府を標榜する政党だ。かつては国内最大の得票率を誇っていたが、2011年の得票率は15.1%と減少。フィリップ・ミュラー党首は、この秋の連邦議会選挙での党勢回復を見込んでいる。 急進民主党は過去20年間、支持者を減らしてきましたが、秋の選挙では議席増を目指しています。どのように目標を達成するつもりですか? もっと読む 急進民主党党首「我々と国民党との間には、大きな隔たりがある」
おすすめの記事 スイスの政治 ギリシャ国民投票結果 賛否両論のスイス各紙 このコンテンツが公開されたのは、 2015/07/06 ギリシャの動向次第では、安全資産とされる自国通貨スイスフランが大量に買われる可能性のあるスイスでは、各紙がギリシャの財政問題を連日、大々的に報道。今回の国民投票結果を一面で取り上げた。 「勇敢な」ギリシャ人 「ギリシ… もっと読む ギリシャ国民投票結果 賛否両論のスイス各紙
おすすめの記事 スイスの政治 スイス第一党の国民党「断然有利な立場で選挙戦に臨む」 このコンテンツが公開されたのは、 2015/07/02 今秋に行われるスイス総選挙に向け、最大与党の国民党は経済問題の解決に向けて指揮を執ろうとしている。他の保守政党とともに規制緩和を目指していけば、輸出産業に強く依存するスイス経済はスイスフランショックの影響を跳ね返すことができるとトーニ・ブルンナー党首は話す。 自党を「右派で、リベラルな保守派」と位置づけ、影響力の強さを武器に10月の総選挙に臨む国民党。移民規制や、欧州連合(EU)からの独立を政策の中心に捉え、過去10年間は絶えずトップの支持率を得てきた。 swissinfo.ch: 国民党は2007年の総選挙で支持率を29%まで伸ばし、11年の総選挙では03年と同様、約27%でした。今回の総選挙では確実に票を伸ばしたいと考えているようですが、目標ラインは30%ですか? トーニ・ブルンナー: 前回の総選挙結果を固め、可能な限りこれまでの得票数を上回ることが我々の目標だ。現在、国民党は他党を引き離し、最も高い支持を得ているため、このまま限りなく支持率を伸ばすことはできない。結局のところ、国民党も他党と同じように競争にさらされている。 連邦議会と政府では現在、中道左派が多数を占めているが、この現状を変えたいのであれば、国民党が票を伸ばさなければならない。 swissinfo.ch: 次の任期に向けた、国民党の最優先事項2点について教えてください。 ブルンナー: 一つ目は、連邦政府がEU間との交渉において、スイスとEUを制度的に結びつけようとしていること。ここで問題となっているのはスイスの独立性や国民主権で、我々はそれらを何としても守りたいと考えている。直接民主制、国民の政治参加、自由、中立性、そして連邦主義という国の核となる部分が危険にさらされている。 そして二つ目は、スイスの企業にとって魅力的な枠組みを作り、雇用を確保することだ。特に税制面に注目する必要がある。また、スイス国立銀行が対ユーロの上限撤廃を決定した今、(各政党が団結して)規制緩和に向けて取り組むことが重要となっている。ここでは国民党が先陣を切り、急進民主党、キリスト教民主党と経済強化を目指すことで合意した。 swissinfo.ch: スイス経済は規制圧力の低下を歓迎しているようですが、一方で、国民党の政策にはスイス経済と対立している点があります。経済連合エコノミースイスは、国民党が提案した移民規制案が実施されれば、EUとの2者間関係が壊れるかもしれないと強く警告しています。国民党はスイス経済と対立していませんか? ブルンナー: いや、スイス経済とはうまく折り合いをつけている。我々は国民から、「国が今後、再び移民規制を行い、移民数の減少を図る」という新憲法規定を実施するよう委託されている。それはつまり、移民数の国別の割り当て、スイスに滞在する外国人の上限数の設定、また労働市場における自国民の優遇をするということだ。 これからカギとなるのは、これをどう計画し実施していくかだ。2者間協定の全てに疑問符をつけようとする人はいない。しかし、労働者の自由な移動に関する協定の改定をめぐりEUと再交渉することが必要だということは、誰の目にも明らかだ。他に方法はない。 この協定には問題がある。協定のせいで移民は急増し、人口は毎年1%増加した。それに伴い行政手続きも増えた。協定を実施する際に導入された補足的措置についても考えてみてほしい。他党の代表たちもまた、大量の移民数を減らせるようにすることは大切だと考えている。だが、これまでは誰も行動に移さなかった。 swissinfo.ch: 労働者の自由な移動を制限することに関し、EUはスイスに全く譲歩していません。 ブルンナー: スイスとEUの両者とも、必要もないのに2者間協定の全てを取りやめてしまうことはないだろう。ただ、EUが交渉を拒否した場合は、スイス側から破棄を申し出るだろう。しかし私は、両者とも解決策を模索していく構えがあると思っている。 たとえばスイスの移民数が過剰に多いという点に関しては、スイスが説明をすれば、EUは理解を示すだろう。現在、スイスの移民の年間流入数は10万人に達する勢いで、これは人口800万人の国にとっては多すぎる。 もし連邦政府がEUに対し「我々は国民から移民規制案の実施を委託されている。あなた方に交渉する構えがないのであれば、我々は2者間協定を破棄しなければならない」とはっきり意思表示をするのであれば、結果は見えてくるだろう。EUが破棄を望むのか?それは疑わしい。 もちろん、スイス国内にも移民規制案に反対するグループは存在しており、すでに移民規制案を取り下げるための国民投票を呼びかける声も上がっている。もしそうなれば、それは国民党にとって断然有利となる。国民主権の、世界に対しオープンなスイスを望むか、それともEUに取り入り、EUに加盟することを望むかが国民に問われるからだ。 swissinfo.ch: 連邦政府や経済界、左派から右派の各政党は、スイスがEUと2者間協定を結んでいたおかげで、他のヨーロッパ近隣諸国と比べて金融危機にうまく対応できたと考えています。 ブルンナー: スイスの経済的豊かさが、EUとの協定によるものであるという考えは一度無くしたほうがいい。先にも述べた通り、誰も2者間協定に反対しようとはしていない。私にとってこの協定は、同等の立場の当事者が平等に取り決めたもので、必要なものだ。しかし、スイスは世界に開かれた国であり、ヨーロッパの国々だけと関係を築いているわけではない。 スイスが安定している更に大きな要因は、スイス独特の直接民主制にある。国民が最終的な決断を下し、政治家がただ自身の好きなように政治を行うことはできないとわかっているため、政治の考え方や取り組み方も他とは違う。 調査によれば、スイスは世界に対し最も開かれた国の一つだという。EUとの協定がスイス経済の豊かさを保障するものかどうかは、数値化することはできない。また、近年は不法労働、麻薬取引、売春なども国内総生産(GDP)に含まれているため、GDP成長率を指標とする際は気をつけなければならない。 swissinfo.ch: 近年、女性が頭に巻くスカーフや、過激化、テロなど、イスラム教に関する話題がよく取り上げられます。スイス社会にとってイスラム教はどのような立ち位置となるのでしょうか。 ブルンナー: スイスはキリスト教に基づいた国で、憲法の前文にも「神の名において」とある。しかし、スイスは他の宗教に対して寛容で、信仰の自由が認められている国だ。表現の自由、集会の自由など基本的な人権が誰にも平等に与えられる。しかし同時に、スイスで暮らし、こうした自由を享受したいのであれば、他の宗教や文化がスイスの価値観に対応していかなければならない。スイスに暮らすのであれば、この国の秩序を守らなければならないということは、誰もが知っておくべきことなのだ。 もっと読む スイス第一党の国民党「断然有利な立場で選挙戦に臨む」
おすすめの記事 スイスの政治 難民でもなく、本国にも帰れない外国人 このコンテンツが公開されたのは、 2015/06/29 イタリアやギリシャを目指して密航船で地中海を渡る難民申請希望者の数は、すでに6月初旬で10万人を突破した。これほどの人が殺到したのは過去最高だ。難民申請が多く北欧への通過点となるスイスにも影響が出ている。 連邦移民事… もっと読む 難民でもなく、本国にも帰れない外国人