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「ロイヤル・ポップ」高額転売 定価の20倍も

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スイスの時計大手スウォッチと高級時計ブランドのオーデマ・ピゲが共同開発した懐中時計「ロイヤル・ポップ」 Keystone / Salvatore Di Nolfi

スイスの時計大手スウォッチと高級時計ブランドのオーデマ ピゲが共同開発した懐中時計「ロイヤル・ポップ」が、発売直後から大幅に値上がりした価格で転売されている。世界各地の店舗前には購入希望者が詰めかけ、混乱も起きている。

ロイヤル・ポップは16日に発売された。報道によると、8モデルのフルセットが18日に転売サイトStockXで2万5000ドル(約390万円)超で転売された。インターネット競売サイトeBayでは18日、単体モデルが7300フラン(約130万円)超で出品されていた。

公式販売価格は市場によって異なるが、約400ユーロ(約6万6千円)または400〜420ドル。多くの購入者にとって、当初から転売が目的だった。ニューヨークのタイムズスクエアにあるスウォッチ店舗前では、購入者の一人がAFP通信に対し、「多くの人が時計を購入してすぐに高値で転売する気だ。長い人は1週間待っていた」と語った。

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スウォッチの広報担当者は18日、需要は「驚異的」だと述べたが、販売本数は明らかにしなかった。同社のウェブサイトには数百万件のアクセスがあり、SNS上では110億回の閲覧があったという。

混乱による一時的な店舗閉鎖も

世界220カ所の販売拠点のうち約20カ所では、購入希望者による長蛇の列ができ、一部商業施設では運営体制の不備もあり混乱が生じた。関係者によると、フランス、イタリア、英国、タイ、米国では警察の介入、一時的な店舗閉鎖もあった。スウォッチは、その後状況は正常化したとしている。

「ロイヤル・ポップ」は一部の限定された店舗のみで販売され、1人につき1店舗1日1本とする購入制限が設けられた。ジュネーブでは1000人を超える人々が買い求めた。

このコレクションは、オーデマ ピゲの高級腕時計「ロイヤルオーク」に着想を得た8種類のカラフルな懐中時計で構成されている。スウォッチは2022年、系列ブランドのオメガと共同開発した「ムーンスウォッチ」でも限定的な販売方法やマーケティング戦略により商品をヒットさせた。

英語からのAI翻訳:大野瑠衣子

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