The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録
トップ・ストーリー
ディベート
すべての議論を見る

スイスの時計輸出、2年連続で減少

時計の製造
2025年のスイス時計輸出は2年連続で減った。中国向け輸出の不振が響いた Keystone-SDA

2025年のスイスの時計輸出額は256億フラン(約5兆1300億円)と、前年を1.7%下回った。特に中国・香港への輸出が大きく減少した。

連邦税関・国境警備局(FOCBS)とスイス時計協会(FH)が29日発表した。輸出額は2023年に過去最高を記録したあと、2024年に2.8%減った。2025年は2年連続の減少となったが、減少幅は縮小した。

地域別にみると、最大市場のアメリカ向けは0.5%減った。「関税関連の発表に大きな影響を受けた」(FH)。輸出先第2位の日本向けは5.8%減、第3位の中国向けは12.1%減だった。中国向けは2年間で3分の1以上減った。

一方、アラブ首長国連邦(UAE)向けが3.5%増、韓国向けが2.4%増、サウジアラビア向けが8.9%増と好調だった。

FHはプレスリリースで「スイスの時計業界にとって、2025年度は大きな不確実性とより厳しい市場環境が特徴的だった」と述べた。金(ゴールド)とスイスフラン相場が記録的な高値に達したため、スイス製時計の製造コストが大幅に増えた。

ただ年末に反転の兆しもみられた。2025年12月の輸出額は、前年同月比3.3%増の21億フランとなった。

12月の輸出額を地域別にみると、アメリカ向けが19.2%と大幅に増えた。ただ中国(6.8%減)と香港(8.0%減)への輸出は減少を続けた。

FHによれば、2026年は依然として不確実性が強く、輸出はよくても横ばい圏にとどまる可能性が高いという。

アメリカの関税をめぐる懸念は払拭されておらず、中国市場もすぐには回復しないと予想されている。

おすすめの記事
ドナルド・トランプ大統領

おすすめの記事

貿易政策

トランプ関税に揺れる スイス時計産業

このコンテンツが公開されたのは、 スイスからの輸入品に課される39%の相互関税が米国で発動して1か月、スイス製時計メーカーはその直接的な影響を受けている。

もっと読む トランプ関税に揺れる スイス時計産業

英語からのGoogle翻訳・追記:ムートゥ朋子

スイスインフォではコンテンツの一部にDeepLやGoogle 翻訳などの自動翻訳ツールを使用しています。自動翻訳された記事(記事末に明記)は、編集部が誤訳の有無を確認し、より分かりやすい文章に校正しています。原文は社内の編集者・校正者によるチェックを受けています。

人気の記事

世界の読者と意見交換

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部