The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録

スイスの核廃棄物処分場計画、反対派が国民投票計画

記者会見
Keystone-SDA

チューリヒ州の放射性廃棄物処分場建設計画が、正式な認可が下りる前から反対運動に直面している。

チューリヒ州シュターデルに核廃棄物処分場を建設する計画は、2022年9月から進められている。連邦政府と議会は、2029年から処分場に関する意思決定を開始し、建設は2045年に始まる予定。

放射性廃棄物管理協同組合ナグラ(NAGRA)が19日、政府に認可申請書を提出することになっているが、すでに抵抗運動が起こっている。反対派グループは、議会が処分場計画を承認した場合、レファレンダム(国民表決)を起こす構えだ。

おすすめの記事
北部レーゲルン地方、ハーバーシュタール・シュターデル地域に深地層処分場が設置される

おすすめの記事

スイスの核廃棄物、スウェーデンのように歓迎される日は来るのか?

このコンテンツが公開されたのは、 長年にわたる調査・選定を経て、スイスの核廃棄物深地層処分場建設予定地が発表された。一歩先を行くスウェーデンでは、地域住民の大多数が施設建設を支持している。

もっと読む スイスの核廃棄物、スウェーデンのように歓迎される日は来るのか?

反対派グループは15日、ベルンで会見し「100万年に一度の重大な決断は、国民の前に示されるべきだ」と訴え、国民的議論を始めると宣言した。

英語からのDeepL翻訳:宇田薫

人気の記事

世界の読者と意見交換

ニュース

スイス公共放送協会

おすすめの記事

スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も

このコンテンツが公開されたのは、 スイス放送協会(SRG SSR)は政府の予算削減を踏まえた組織再編計画を発表した。4言語圏の放送局のスポーツ、ドラマ、制作、配給、人事、財務、ITサービスなど各部門を縦割りで再編成する。

もっと読む スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も
財布

おすすめの記事

スイスでは現金のチップが主流

このコンテンツが公開されたのは、 スイスのレストランでクレジットカードやスマホ決済が普及しているが、チップは今も現金で払うのが主流だ。消費者の多くは、チップが確実にスタッフの手元に入るようことを重視している。

もっと読む スイスでは現金のチップが主流
プラタナス

おすすめの記事

プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの研究所が新たな研究結果を発表し、プラタナスは猛暑でも冷却効果を発揮することが分かった。樹木の冷却効果は30~35℃で限界に達するという既存の仮説を覆す結果が出た。

もっと読む プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究
ひまわり畑

おすすめの記事

見えぬ障がい伝えるバッジ、試験配布開始 スイス連邦鉄道

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦鉄道(SBB)は17 日、目に見えない障がいを持つ乗客を対象としたヘルプマークの配布を試験的に開始した。外見からは分からなくても支援・配慮を必要としている人への理解を深めることを目的としている。

もっと読む 見えぬ障がい伝えるバッジ、試験配布開始 スイス連邦鉄道

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部