炎の祭り「キエンベーゼ」
1時間に100立方メートルのまきが燃やされる伝統的な祭り
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1965年スイス生まれ。チューリヒで写真を学んだ後、1989年からフォトジャーナリストとして活動。1990年、スイス人カメラマンの代理店Lookat Photosを設立。世界報道写真財団(オランダ)の世界報道写真コンテストを2度受賞したほか、スイスの奨学金を多数獲得。その作品は多くの展覧会やコレクションで紹介されている。
バーゼル州郊外リエスタール(Liestal)の祭り「キエンベーゼ(Chienbäse)」が初めて行われたのは1902年。キエンベーゼとは、箒(ほうき)のように束ねられたまきの意味。40キログラムから70キログラムのキエンベーゼを抱える約300人が1805メートルのルートを練り歩き、燃え上がる屋台が観客を魅了する。万一の場合に備え、消防団が常に監視・待機している。この祭りが行われる日の午後には、リエスタールやその周辺でファスナハト(カーニバル)のパレードが行われる。今年は2月26日に開催予定(写真:Thomas Kern/swissinfo.ch)
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