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中国系の格安通販サイト「Temu(テム)」、新戦略が及ぼす影響

申し訳ありませんが、それについてはお手伝いできません。
申し訳ありませんが、それについてはお手伝いできません。 Keystone-SDA

中国系の格安通販サイト「Temu(テム)」は新戦略によってスイスでの販路を拡大している。しかしそこには消費者へのリスクが潜む。

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しかし、「ローカル」と表示されていても、必ずしもスイスの業者が関与しているとは限らない。トラブルが発生した場合、消費者にとって問題となる可能性がある。

2022年の設立以来、Temuは急成長を遂げている。スイスでは、売上高ではオンラインショップで第4位となり、Amazonを追い抜いた。商品の大半は中国から直接発送され、6日から20日程度で手元に届く。

Temuは昨年9月から新たな戦略を展開している。「Local to Local」プログラムにより、スイスの販売業者がTemu上で直接商品を販売できるようになった。 スイス中小企業連盟(SKV)は今年7月、Temuとの提携を発表した。これにより、国内中小企業によるTemu参入が容易になると同時に、Temuは配送期間を大幅に短縮し、イメージ向上を図ることができる。

Temuを通じて商品を販売するスイス人販売業者、ダニエル・ラウパー氏は、家庭用品やレジャー用品の顧客層を拡大するため、サービス開始当初からTemuに利用を申し込んだ。

「Temuは強い圧力をかけてくる」

Temuは、ラウパー氏のような地元の販売業者に対し、最大40%の値下げを提案する価格調整案を定期的に送ってくる。同氏は「価格を引き下げるよう圧力をかけられている」と感じている。受け入れなければ、Temuは即座に同氏の商品の露出度を下げてしまうからだ。

Temuの配送規定は、スイスのプラットフォームに比べて厳しい。1~2日以内に配送しなければならず、遅れると1個あたり5フラン(約1000円)の罰金が科される。「かなり厳格だ。他のプラットフォームでは聞いたことがない」とラウパー氏は語る。

「ローカル」は必ずしも「地元」を意味しない

Temuは地元の販売業者との提携に加え、ローカル倉庫も活用している。これらは欧州各地に点在し、中国からの商品が保管されている。

Temuアプリでは、ローカル倉庫からの商品にはすべて「ローカル」と書かれたマークが表示される。しかし、Temuのユーザーにとっては、それが地元の販売業者なのか、それとも中国の販売業者が運営するローカル倉庫なのか、一目で判別するのは難しい。

小売業業界団体Handelsverband.swissのベルンハルト・エガー代表は、このローカル倉庫について警告している。Temuを通じて商品を注文する場合、ユーザーはTemuと契約を結ぶのではなく、その背後にいる製造業者と契約を結ぶことになるからだ。

「ほとんど茶番」

スイス国内の販売業者であれば、製品の安全性や賠償責任はスイスの法律に基づいて規定される。しかし、中国の販売業者だった場合は、中国の法律が適用され、製品はスイスの安全基準を満たす必要がない。「紛争が発生した場合、スイスの消費者には勝ち目がない」とエガー氏は話す。

Temuは利用規約で、一切の責任を免れ、いかなる法的責任も負わないとしている。エガー氏は、このような仕組みによってスイスの法制度が骨抜きにされかねないと批判する。「まさに茶番だ」

独語圏スイス公共放送(SRF)の消費者保護・情報番組「カッセンストゥルツ」がTemuに問い合わせたところ、Temuは批判的な質問には答えず、ビジネスモデルについて一般的な説明をするにとどまった。

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英語からの翻訳・校正:宇田薫

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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