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21世紀版版「ハイジ」

スイスといえば、ハイジ。原作者ヨハンナ・スピリ没後100年を記念して製作された映画「ハイジ」が、スイスで封切られた。が、21世紀のハイジは髪を青く染め、ペーターはアメリカ帰りで野球とハンバーガーとインターネットでのチャットが大好き。

両親を亡くした少女ハイジは、グラウビュンデン州のアルプスの山の中でおb「さんと二人暮し。親友は羊飼いの少年ペーター。ある日ハイジはディータおばさんに、住み込みのお友達を探していたフランクフルトの大金持ちの病身のお嬢様クララの所へ連れて行かれる。都会の衰�にカルチャーショックのハイジは……。という、「世界で最も有名なスイス人・ハイジ」のお話の大筋はそのままだが、2001年のハイジはすっかり近代化されてしまった。

ハイジが連れて行かれるのは、趣のあるドイツ建築の町19世紀のフランクフルトではなく、高層ビルが並ぶ21世紀のベルリン。ハイジはトムとジェリーという名の2匹のヤギを飼っている。親友のペーターは、ボストンからの帰国子女。ハイジがベルリンに行った後はメールで交信。

「現代のハイジは、シンプルな直感で動くやりてだが誠実な子だ。」とマルクス・イムボーデン監督は言う。映画は製作費650万スイスフランをかけ、グラウビュンデン州スクォールとベルリンで撮影された。主役のハイジはドイツ人のコーネリア・グリュセル、他の出演者はフランス人とイタリア人で、スイス人はペーター役のアーロン・アレンズだけ。そのため、主役にスイス人をという抗議の声が上がったこともあった。

が、スイスの各観光局は、7月7日のヨハンナ・スピリの没後100年記念にむかい、映画の効果を期待している。グラウビュンデン観光局のギエリ・スペシャ産は、今年は10万人のハイジ・ファンが「ハイジ・ハウス」のあるマイエンフェルトを訪れるだろうと言う。「ハイジほど有名なスイス人はいない。ハイジは自然、山の景観、勇気のイメージを呼び起こす世界的なブランドだ。」。

昨年マイエンフェルトを訪れた観光客は約60、000人、その約半分が日本人で、日本でのハイジ人気の高さはスイスでも有名だ(欧州のテレビで放映されているアニメ「ハイジ」が日本からの逆輸入品であることを知るスイス人は少ないが)。この「ハイジ」2001も、日本、韓国で上映される。

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