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今年は冷夏?チューリッヒの「ゼクセロイテン」

爆発、炎上するベーグ(冬爺) Keystone

週末からスイスは雪や雨模様で肌寒い。が、チューリッヒでは23日張るを告げる伝統行事ゼクセロイテン(Sechselauten=6時の鐘)が行われ、午後6時の鐘の音とともに「ベーグ(冬爺)」と呼ばれる雪だるまを火あぶりにし、春の到来を祝った。

このコンテンツは 2001/04/24 13:49

ゼクセロイテンは、4月の第3または第4の日・月曜に行われる14世紀から続く伝統行事で、その名は、ギルド(各種職業団体)条例に定められた終業時間に由来する。照明のなかった時代、職人達は冬は夜明けから日没まで働いた。が、春になり日が長くなると、6時の鐘がなると仕事を終えるという規則があった。

チューリッヒ市内26のギルドの男性メンバーらは伝統衣装を纏い騎馬または徒歩でパレードする。鍛冶屋はハンマーを背負い、パン屋はペストリーを肉屋はソーセージを魚屋は魚を群衆に向かって投げる。かつて一大政治権力を握ったギルドだが、今日では活動していないものが大半だ。女性達は道路際に並び、ギルドの男達に花束をわたす。パレードの騎馬隊はゼクセロイテン広場に入ると、積み上た薪の上に置かれたベーグの回りを周回する。中に花火を詰めた背丈3mのベーグは、寒くて暗い過ぎた冬の日々のシンボルだ。6時の鐘とともにベーグに火をつける。

ところで、ベーグの頭が早く爆発するほど夏の気候が良いという言い伝えがあるが、今年は平均より遅く26分23秒かかり、ベーグ予報では今年は冷夏という予報が出た。

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