スイス政府、バー火災被害者に100万円支給へ
スイス南部で死者40人、負傷者116人を出したバー火災で、スイス連邦政府は25日、火災の被害者と死亡者遺族に対し、5万フラン(約100万円)の支援金を給付する方針を発表した。
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政府声明によると、支援金は被害者と遺族に迅速かつ簡便な支援を提供し、差し迫った経済的困難を乗り切る手助けにしてもらうことが狙い。この支援は社会的連帯を表すものであり、政府の支援の証でもあると述べている。
スイス南部ヴァレー州のスキーリゾート、クラン・モンタナにあるバー「ル・コンステラシオン」で1日深夜、大規模な火災が発生。バーにいた客の40人が死亡、116人が重い火傷などのけがを負った。
州警察の発表によると、出火原因はいわゆる筒形の花火「フォンテーネン(Fontänen)」を店内で使用したことが関連している。Fontänenは花火を内蔵した火金属製の筒形カプセルで、地面に置いたり、スタンドに取り付けたり、手に持ったりして使う。火災発生時は、店内にいた複数の人物がこのFontänenをシャンパンボトルに取り付けて使っていた。その1人が火花を天井に近づけすぎ、そこから火災が発生したとみられる。
州警察が入手した目撃者の証言によれば、天井から発生した火は短時間で急速に燃え広がった。大量の煙と強い熱波が発生し、局所的な火災が急速に燃え広がる「フラッシュオーバー」が起きた可能性が高いとみられる。
政府はこの支援金拠出のための緊急連邦法を承認した。連邦議会は3月の春季会期中にこの緊急立法を採択し、資金の迅速な支出を可能にする予定だ。
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バー火災の被害者らは、地元自治体のヴァレー州からも支援金を受けている。
英語からのGoogle翻訳:宇田薫
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