The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録

科学

スイスに関わる科学技術の最前線を報道。気候変動への対応策、スイスの研究や課題解決における国際的な貢献にも焦点を当てる。

インドネシア・パリ島在住のイブ・アスマニアさん(左)とアリフ・プジアントさん

おすすめの記事

セメント大手ホルシムと闘うインドネシアの島民たち

このコンテンツが公開されたのは、 インドネシアの小さな島、プラウ・パリの住民は、セメント世界大手ホルシムの排出するCO₂が彼らの生活を脅かしていると訴える。同社が本社を置くスイスの地方裁判所に、気候変動がもたらした損害の賠償を求める訴訟を起こした。

もっと読む セメント大手ホルシムと闘うインドネシアの島民たち
Alpine scene

おすすめの記事

氷河が解けるとどうなる?

アルプスや世界中の氷河の融解が加速している。国連は2025年を「氷河の保護の国際年」と定め、世界に氷河の重要性を訴えている。

もっと読む 氷河が解けるとどうなる?
大量の画像の中に立つ男性

おすすめの記事

スイスが国産生成AIを公開 安全性・公開性を重視

このコンテンツが公開されたのは、 スイスで2日、国産の生成AI(人工知能)が公開された。安全性と公開性を最優先した大規模言語モデル(LLM)だ。スイス国内企業はこれを歓迎するが、優位性には疑問符も付されている。

もっと読む スイスが国産生成AIを公開 安全性・公開性を重視
グランド・ディクサンス・ダムとアルプス

おすすめの記事

スイス水力発電の礎 グランド・ディクサンス・ダム

このコンテンツが公開されたのは、 スイスアルプス山脈の中心に位置する世界最大級の重力式ダム、グランド・ディクサンスは着工から75周年を迎える。このダムはスイスにおける水力発電革命の起爆剤となり、国のエネルギー戦略の礎を築いた。

もっと読む スイス水力発電の礎 グランド・ディクサンス・ダム
建設作業員

おすすめの記事

働くには暑すぎる? 世界の猛暑に国連が警告

このコンテンツが公開されたのは、 国連の世界保健機関(WHO)と世界気象機関(WMO)が22日に発表した共同報告書によると、猛暑に苦しむ人の数は世界人口の半分に及ぶ。特に途上国で貧困が深刻化する恐れがあるとして、各国に早急・具体的な猛暑対策を呼び掛けた。

もっと読む 働くには暑すぎる? 世界の猛暑に国連が警告
永久凍土の融解が原因で亀裂が生じたスイスアルプスのスキーリフト

おすすめの記事

永久凍土融解から山岳インフラを守るスイスの新技術

このコンテンツが公開されたのは、 欧州の山岳永久凍土の温度は急速に上昇している。その上で倒壊の危険にさらされる山小屋や鉄道などのインフラを守るべく、新技術の開発に取り組むスイスの研究者を取材した。

もっと読む 永久凍土融解から山岳インフラを守るスイスの新技術
浸水したルツェルン

おすすめの記事

「連帯」の力で保険料率は全リスク一律 スイスの自然災害保険

このコンテンツが公開されたのは、 山火事、大浸水、土砂崩れ……気候変動に伴い、世界中で大規模な自然災害が頻発している。損害をどう補償するかが各国で大きな課題となるなか、スイス独自の自然災害保険は1つのモデルとなるかもしれない。

もっと読む 「連帯」の力で保険料率は全リスク一律 スイスの自然災害保険
世界には推定で約25億台のエアコンがある

おすすめの記事

5つのポイントで読む エアコン需要急増と環境への代償

このコンテンツが公開されたのは、 気候変動の影響で世界の冷房需要が高まっている。スイスも例外ではない。しかし家庭での冷房導入が増えるほど、気候への影響や電力消費の増大という懸念も出てくる。

もっと読む 5つのポイントで読む エアコン需要急増と環境への代償
大西卓哉飛行士

おすすめの記事

国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献

このコンテンツが公開されたのは、 日本製とドイツ製のロボットが、国際宇宙ステーション(ISS)で「宝探し」をして遊んだ。スイス・ルツェルン応用科学芸術大学(HSLU)もこの実験に貢献した。

もっと読む 国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献
ジュネーブのトラム

おすすめの記事

ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増

このコンテンツが公開されたのは、 ジュネーブ州では13日、バスやトラム(路面電車)など公共交通機関が終日無料となった。オゾン濃度が急増したことへの対応で、スイスでは初めての措置だ。

もっと読む ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増
アレッチ氷河

おすすめの記事

消えゆく氷河 氷河観光が進むべき未来とは

このコンテンツが公開されたのは、 気候変動は、スイスの氷河観光を存続の危機に追いやり周辺地域から経済の柱を奪おうとしている。ローザンヌ大学の専門家は、氷河観光には3つの生き残り戦略があると提唱する。

もっと読む 消えゆく氷河 氷河観光が進むべき未来とは
氷河の上を歩く研究者

おすすめの記事

氷河の観測に「光ファイバー」、災害予知の切り札となるか

このコンテンツが公開されたのは、 インターネットや電話に使われる光ファイバーが、自然災害の予知に役立つかもしれない。スイスアルプスの氷河で実用性を探る実験が進んでおり、地滑りや氷河崩壊のモニタリングにおける新たな可能性に期待がかかる。

もっと読む 氷河の観測に「光ファイバー」、災害予知の切り札となるか
プラごみの回収

おすすめの記事

プラごみ汚染めぐる初の国際条約、ジュネーブで合意できるか

このコンテンツが公開されたのは、 プラスチック汚染に対処する初の国際条約の採択に向けた政府間交渉会合が来月、スイス・ジュネーブで行われる。各国の意見の隔たりが大きい生産規制など、合意に至るにはいくつかの難題を解決しなければならない。

もっと読む プラごみ汚染めぐる初の国際条約、ジュネーブで合意できるか
煙突から煙が出る工場の影

おすすめの記事

気候変動対策を邪魔する「偽情報」、背後には大規模な情報操作 研究で判明

このコンテンツが公開されたのは、 石油産業や右派ポピュリストが、気候変動対策を妨害するために大規模なキャンペーンを展開していることが、気候問題に関する偽情報の拡散をまとめた報告書で明らかになった。

もっと読む 気候変動対策を邪魔する「偽情報」、背後には大規模な情報操作 研究で判明
半導体研究所

おすすめの記事

スイス半導体業界、研究開発の共有施設を建設へ ネックは資金

このコンテンツが公開されたのは、 高性能半導体の開発競争が激化するなか、スイスの半導体業界はチューリヒに共同で使える研究・開発施設の建設を計画している。しかし政府の腰は重く、資金調達に難航している。

もっと読む スイス半導体業界、研究開発の共有施設を建設へ ネックは資金
アフリカ

おすすめの記事

進む東アフリカの氷河融解、余命は「あと数年」

このコンテンツが公開されたのは、 気候変動の影響で、東アフリカの熱帯氷河が消滅寸前だ。融解の原因は気温上昇だけではないという。「キリマンジャロの雪」は永遠に失われてしまうのか。

もっと読む 進む東アフリカの氷河融解、余命は「あと数年」
オリーブの木

おすすめの記事

温暖化でスイスがオリーブの名産地に?

このコンテンツが公開されたのは、 スイス西部のフランス語圏は温暖化によりオリーブの木を育てやすくなっている。生産者らは2026年には栽培本数が2万本に倍増し、南部のイタリア語圏ティチーノ州を追い抜くと見込む。

もっと読む 温暖化でスイスがオリーブの名産地に?
原発

おすすめの記事

原発回帰に傾くスイス 意識されざるリスクとは

このコンテンツが公開されたのは、 2011年以降、スイス政府は脱原発政策を進めてきたが、現在、クリーンエネルギー戦略という名目で諸外国に続いて原発新設禁止の撤回を検討している。しかし研究者らは、物議を醸す原子力発電には原発特有の、正しく理解されていない危険性が伴うと警鐘を鳴らす。

もっと読む 原発回帰に傾くスイス 意識されざるリスクとは
次世代半導体

おすすめの記事

スイスの半導体戦略 生産拡大より研究支援

このコンテンツが公開されたのは、 世界各国が自国の半導体産業に巨額の補助金を投じる中、スイスは独自の姿勢を貫いている。企業への直接的かつ大規模な資金援助の代わりに、研究支援や人材育成などの基盤整備に重点を置く戦略だ。

もっと読む スイスの半導体戦略 生産拡大より研究支援
原発

おすすめの記事

スイス・ゲスゲン原発、定期検査後に稼働再開できず

このコンテンツが公開されたのは、 スイス北部デニケン(ソロトゥルン州)のゲスゲン原子力発電所が2カ月近く、発電を停止している。給水配管システムに過負荷がかかっている可能性があり、安全性が証明されるまで発電を再開できていない。

もっと読む スイス・ゲスゲン原発、定期検査後に稼働再開できず
雪の乏しいスキー場

おすすめの記事

雪のないスキー場、危険な山小屋…気候変動に対応急ぐスイス観光業界

このコンテンツが公開されたのは、 気候変動がスイスの観光業を直撃している。特にスキーリゾートへの影響は深刻だ。業界を見舞う困難や気候ニュートラル観光の可能性について、ツーリズムの専門家に聞いた。

もっと読む 雪のないスキー場、危険な山小屋…気候変動に対応急ぐスイス観光業界
氷河の監視レーダー

おすすめの記事

氷河崩壊から村民300人を救ったスイスの最新型監視システム

このコンテンツが公開されたのは、 世界の山岳地帯で土砂崩れや氷河崩壊などの自然災害リスクが高まるなか、監視・警報システムへの関心が高まっている。同システムの開発・製造に携わるスイス企業の責任者に最先端技術の性能や限界について聞いた。

もっと読む 氷河崩壊から村民300人を救ったスイスの最新型監視システム
抗議運動

おすすめの記事

世界の天気予報が当たらなくなる? トランプ政権の予算削減で科学者らが危惧

このコンテンツが公開されたのは、 ドナルド・トランプ米大統領は2期目の就任以降、環境・気候分野の取り組みに対して前代未聞の攻撃を仕掛けてきた。このまま人と予算が減れば、予報精度の低下をはじめとする悪影響が世界の国々に広がりかねない。

もっと読む 世界の天気予報が当たらなくなる? トランプ政権の予算削減で科学者らが危惧
オピニオン

おすすめの記事

CO₂除去技術、足りないのは開発者への「信頼」

このコンテンツが公開されたのは、 大気中の二酸化炭素(CO₂)を除去する技術「CDR」が行き詰まっているのは、それが技術的に機能しないからではない。機会を見逃し、ビジョンを欠いているからだ、とスイスの気候科学者シリル・ブルンナー氏は指摘する。

もっと読む CO₂除去技術、足りないのは開発者への「信頼」
オピニオン

おすすめの記事

「誇張された炭素除去は緊急の気候変動対策を遅らせかねない」

このコンテンツが公開されたのは、 直接空気回収(DAC)のような新しい二酸化炭素除去技術の可能性を過剰に評価することは、投資を無駄にするだけでなく、脱炭素化への世界的な取り組みを阻害するリスクがあると、気候科学者のジェームズ・ケリー氏は警告する。

もっと読む 「誇張された炭素除去は緊急の気候変動対策を遅らせかねない」
クライムワークスのヤン・ヴルツバッハーCEO

おすすめの記事

大気中CO₂除去プラント「2050年までに1000基」目標 スイス・クライムワークス

このコンテンツが公開されたのは、 大気中のCO₂回収技術(DAC)で先行するスイスのクライムワークス。共同CEOのヤン・ヴルツバッハー氏は、世界の全排出量の2.5%を自社技術で回収する目標を掲げる。

もっと読む 大気中CO₂除去プラント「2050年までに1000基」目標 スイス・クライムワークス
プラタナス

おすすめの記事

プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの研究所が新たな研究結果を発表し、プラタナスは猛暑でも冷却効果を発揮することが分かった。樹木の冷却効果は30~35℃で限界に達するという既存の仮説を覆す結果が出た。

もっと読む プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究
アイスランドの氷河

おすすめの記事

「氷河の墓場」と化すアイスランド

このコンテンツが公開されたのは、 アイスランドの氷河が急速に姿を消しつつある。世界でも最も早いペースで融解が進み、海面上昇だけでなく、氷の重みが失われた大地は隆起を始めている。「氷河なき未来」が現実味を増す中、同国は気候変動への総合的な対応を迫られている。

もっと読む 「氷河の墓場」と化すアイスランド
スイスCST構想の解説

おすすめの記事

スイスの地下貨物輸送構想って?

このコンテンツが公開されたのは、 地下に貨物輸送専用のトンネルを作るスイスの「カーゴ・スー・テラン(CST)」構想は、渋滞解消や排出量削減を狙う大規模プロジェクトとして国内外から注目されている。

もっと読む スイスの地下貨物輸送構想って?
干上がった湖

おすすめの記事

水資源豊富なスイス、渇水を「災害」扱いに

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは水に恵まれた国だが、渇水と無縁なわけではない。政府は将来の水不足に備え、新たな監視・警報システムを立ち上げた。

もっと読む 水資源豊富なスイス、渇水を「災害」扱いに
スイス南部ヴァレー(ヴァリス)州のブラッテン村は5月28日、大規模な地滑りで壊滅的な被害を受けた。写真は土砂流が巨大な煙を巻き上げながら集落めがけて流れていく瞬間

おすすめの記事

スイスで地滑り増加、気候変動が理由?

このコンテンツが公開されたのは、 近年、アルプス山脈では地滑りが増えている。スイス災害史上最悪と言われる今回の災害は、やはり温暖化のせいなのか?

もっと読む スイスで地滑り増加、気候変動が理由?

人気の記事

世界の読者と意見交換

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部